薬草・ハーブ園 & スパイラルガーデン

半農半Xの仕掛け人

2014年09月02日 13:36

 佐賀市の山手の金立公園、そこに「徐福長寿館」というかなり立派な施設がある。


 徐福は2,200年前、秦の始皇帝の命により不老不死の薬を求めて日本を訪れ、稲作を始め様々な文化を伝えたとされる人物で、日本には徐福伝説地が30か所以上あるが、佐賀市は徐福村のある中国江蘇省連運港市と友好都市を締結しているそうで、かなり本気モードである。
 徐福が訪れて長寿の薬草を探したという伝説にあやかって、ここには「薬用植物園」が付設されている。


 面積3万ha、500種、5万本の薬草が植栽されている。



 徐福が見つけたフロフキは漢方薬の材料として珍重されている。不老不死がなまってフロフキになったとか・・・フロフキ大根は腹痛・頭痛・咳止め等に効果があり美味しい



 ここには、薬草のほか、ハーブも栽培されている。



 最近、自宅庭にハーブスパイラルガーデンを造った。通常は20~30cmの玉石で作るが、石が無く、ブロックは沢山あったので、それを活用した。1辺2mの真四角のスパイラルである。世界初


 何故わざわざややこしいガーデンを造るのか?・・真ん中あたりは1mの高さで徐々に0mに最後は池になる。高いところの土壌は乾燥気味、それが下がるにつれ湿潤になっていく。また、南に面するところは日照はよいが、北側は日陰となり、僅か1坪の中に様々な微気象が生じ、その場所に合ったハーブを植えることで、ハーブの曼荼羅世界が出来上がるのだ。パーマカルチャーの原則をよく表しているガーデンである。

 季節柄ハーブは少なめだが半分ほどは植えることができた。
 パーマカルチャーでは、ハーブガーデンはキッチンのすぐ傍につくる。料理をしながら必要なモノをすぐに採って料理に添えられるからである。我が家も勝手口のそばに造った。

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