チョットばかし政治の話し② ベーシックインカム

半農半Xの仕掛け人

2017年10月22日 19:47

 昨今、働き方が云々と騒がれている。「働かざる者食うべからず」という金科玉条の個別閉鎖観念から、ブラック企業出現により残業時間が月に45時間以内だとか、年金の支給が75才に延長になり近い将来年金は破綻するとか・・・これらは全て働くことは義務で苦しいもの、出来ればやりたくないものという前提に立っている。神に背いた人間への欧米的な労働観である。

 これは反対に、努力し頑張れば栄光を手に入れられる。という「暗黙の了解」がこの国の機構の隅々まで、教育をも支配している。結果、民主主義でありながら格差社会(貧富の差)が生まれ益々格差が広がっている現状である。 
 この大変面白くない生き方を救済するキッカケとなる考え方が「ベーシックインカム」である。
 これは貧困層に限らず富裕層、子供にも、全ての人に生活出来る程の収入を支給する制度である。そのうえで、もっと稼ぎたい人は自由意志でいくら働いてもOK(これが生活保護法違う点である)、やりたいことは何でもOKである。


 この制度を導入すると人は働かなくなるのではと危惧されるが、人はそんなに単純ではなく暇なことの方が忙しいことより苦痛なのではないか。長年苦痛を感じてやってきた人たちの思いではなかろうか。好奇心に満ちた子供の頃を思い起こせばいい。また、今後AIや産業ロボットが増えてきて失業者が増えると言われているが、機械で出来ることは機械がやった方が早くて、正確でいい。


 競争が無くなれば人と争う必要もなくストレスも相当に減るだろう。その人の個性や持ち味を活かしたことが出来る。重要なことはこれまで出来なかったけれど誰でもやりたかった「ボランティア」や「研究」等人の役に立つ仕事や、本当に好きな「芸術」「スポーツ」等々を思いっ切りやれることにある。文化や文明も今よりずっと発展するのではないか。
 それに、地方創生なんか叫ばなくても多くの人達は住居費等の格段に安い地方で自然と共生する暮らしを選ぶであろう。そこは再生可能エネルギーを使い健康で豊かな暮らしが出来る。


 生き馬の目を抜くような経済優先の政治から卒業し、もうこの辺で私達の「子孫の幸福」が永続可能になる暮らしを保証する政治に転換しては如何であろうか。~おそらく99%の人達が賛成するだろう。

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