2008年07月28日

パーマカルチャーの原則

創設者のビル・モリソンは地球環境の変化に気付いて、環境保護運動に身を投じた時期があったが、ただ反対したり現状告発をいくらやっても何も変わらず空虚感だけで進展はなかった。
そこで具体的にどうすればいいか提示し、実践することにした。

『NO!~と言わず、YES~と言おう!』
パーマカルチャーの原則


パーマカルチャーとは人間にとって持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系であるが、デザインの原則は10項目ある。

1.繋がりのある配置
2.多機能性
3.多くの機能による重要機能の維持
4.効率的なエネルギー計画、ゾーニング、高度の利用
5.生物資源の利用
6.エネルギーの循環
7.小規模集約システム
8.自然遷移の加速
9.接縁効果
10.多様性

であるが、その各項目の説明は次回から順を追ってやっていこう・・・・・

その前に「豊かさとは何か?」という問いを常に頭に置きながら考えて行こうと思う。

パーマカルチャーの原則


今、定年を迎えている団塊世代は戦後の物の貧しかった時代から50年いっきに駆け抜けて、もののみで云えば世界の大国にまで押し上げてきた功労者達である。(一応拍手)
しかし、気が付けば年金問題、医療費の問題、食や健康、教育の問題等々に課題が山積し、果たして豊かな国になったのだろうか?
むしろ、改悪になったのではと思われることが少なくない。ガ-ン
便利で快適ではあるが楽しくないのである。

食料自給率が39%、近い将来食料の輸入が困難になると言われても何も動こうとしないのである。

未来に繋がる夢や志を大きく持って、今行動していこうびっくり!!
これが出来るのは、団塊世代、定年帰農の「男らしい人達」だけである。この人達の行動如何で日本の将来の環境が左右されるだろう。

熟年よ大志を抱け!




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Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 16:38│Comments(3)パーマカルチャー倫理・原則
この記事へのコメント
 団塊世代の方々には、ありがたきも日本の経済成長を担っていただいたことは、すばらしいと思います。
反面、自分自身の人生の目的を 多分忘れてしまって、定年退職後には、目的のない、鬱状態のライフスタイルになってしまっている方々が多いのかなあと、私なりにこの社会現象は、残念なことだなあと感じています。
 
 本当に、まだまだ熟年のパワーが必要な日本の現状に気づいてくれたらいいですね。
Posted by けんぺいままけんぺいまま at 2008年09月14日 03:45
>けんぺいままさん

コメントありがとうございます。
返信遅れ申し訳ありません。
くじけず、コメントくだされば有り難く思います。

団塊世代は、本当にやりたいことに気付く前に、レースに参加し、いまやくたびれ果ててしまっているのでしょう。
少し休憩したら、また何かやりだすかも知れません。
優しい眼差しで見守っていただければ嬉しいです。
Posted by 食育戦隊 ラクエンジャーバイオレット at 2008年09月22日 20:38
こんにちは。はじめまして。きっしゃんと申します。
5年前自転車で関西→沖縄へ放浪の旅にでたもののあれよあれよという間に今ではすっかり家族に囲まれ、いつのまにか立派なトミグスクンチュ~であります。

新しい農業の視点として、パーマカルチャーはすばらしいアイデアを与えてくれていると思います。

またカキコしま~す。ではでは
Posted by きっしゃん at 2008年11月06日 12:59
 
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