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2019年09月14日

お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか (前編)

 これは2016年スイスでBI(ベーシックインカム)を求める国民投票を行ったときに掲げられたテーマである。

投票時のジュネーブ広場
お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

※BIとは最低限所得保障制度のことで、政府が性別、年齢、年収等々に関わらず無条件で、全ての国民に生きるのに必要な最低限度の金額を支給する制度である。
(現在の予想では一人あたり10万円前後と考えられている。4人家族では約40万/月になり家族が多いほど有利になり我が国の大変な問題の少子化に歯止めが掛り、地方再生も進みそうだ。)

産業革命以来今日まで、「働かざる者、食うべからず」という競争原理の中、私たちは子供の頃から就労(時間売り)して生活収入を得るのが当然のことして育てられてきたのです。
そして現状、人が一生の間に労働に割く時間はどのくらいでしょうか?・・・通勤等も含めれば10.5時間/日×243日(年間)×40年で10万時間ほどになるようです。
人生の大切な時間の大半を割いて、もっと言えば本当にやりたいことに蓋をして一生懸命働いた挙げ句、老後に2,000万円不足すると先程金融庁の試算が公表されました。(表面化してはいませんが国民年金受給者は6,000万円不足?)~私たちはこのような状況にどのように対処して行けば良いのでしょうか?

金融庁試算
お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

我が国で現在収入を得る為に働いている人は40%程です。~子供や老人は当然働いてなく、子供は親が扶養し、老人は国が年金で収入保証することになっていますが、人口の“少子高齢化”やバブル崩壊以降の長期の不況等でこの保証が最近だいぶん怪しくなって参りました。

人口の推移:54年前、14年前、41年後
お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

一方で、昨今の世の中は、科学・技術の進歩でAIと産業ロボットが急速に進化普及しています。これにより便利・快適になるのは良いのですが、人間がAIに職を奪われると危惧されている面もありあります。~と言うことで、現在は時代の一大転換期で世界中が今まで経験したことのない様々な新奇な事態に直面して行きそうです。

お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

このままではどうなっていくのか考えたことはありますか?
私の予想では近い将来BI(ベーシックインカム)の導入になっていくのではと推測しています。
何故ならそうならなければ、経済的格差と失業が広がり将来の不安から多くの人は節約・倹約を考えて財布の紐は固くなるばかりで、モノが売れず、経済が活気を失い、巡り巡って企業が衰退し、国家自体が破綻していく羽目に陥ってしまうからです。
BIに関し、我が国の政治家も導入に前向きな方と消極的な方は政党により様々ですが概ね全体では半々のようです。むしろ経済人であるMSのビル・ゲイツやFBのM・ザッカーバーグ、日本では堀江貴文、森本卓郎等々多くの方々がBIの導入を推奨しています。BI本もたくさん出版され、世界の各地でBIの実験も行われています。

BIの実験が行われたフィンランド
お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

・・・とはいえ、今までの制度とは真逆な「働かざる者も食って良し」という常識を変える概念ですので、実際の導入迄には時間がかかりそうです。しかし、それまで現状のまま能天気でいたら将来は大変なことになりそうなので、
「個人でBIを作って行く」方法を見いださなければなりません。~あなたは何か思い浮かびますか?

大金持ちの方々でも労働収入だけではそう多くは稼いではいせん(我々より遙かに多いのですが)。彼らの大きな収入源は自社株保有、株投資やFX取引をして莫大な利益を出しています。これには相当な情報と知識、それに資金も必要です。
また際立つ才能があれば印税や特許を取る方法もありますし、ビルやマンションのオーナーになれば家賃収入が得られます。これらは不労所得といって一般に「権利収入」と呼ばれています。労働収入だけではお先真っ暗ですので、この権利収入を得る方法を考えるのが良い方法なのでしょう。が、世の中にはいろんな怪しい情報や詐欺等数多くあるのでシッカリ見極めないと逆に大損する事もあり注意が必要です。

収入の種類
お金の為に働く必要がなくなったら、何をしますか?

権利収入と言うからには、私としてもとても素晴らしい情報を得ていますが、ここでのテーマは収入を得る事ではなく、
 『生涯を掛けて本当にやりたいことは何だろうか』と今まであまり考えたことが無いことをジックリと考えて見ることが重要なのです。

パーマカルチャーとは少し離れていますが、老後を含め経済的心配の無い状態にした方がこの運動はグングン加速するのではないでしょうか?
→ 後編に続く ご期待ください!
尚、下記の記事は本件とは全く関係ありません。


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Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 11:30│Comments(0)その他
 
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