2017年01月24日
パーマカルチャーの世界❺-2 新しい経済
①経済:「モノ」+「コト」
経済とは人々の生活を支える為に「コトとモノ」「モノとモノ」を交換し合う仕組みのことである。経済といっても、永続可能な社会では今までの資本主義とか社会主義経済かというものとは全く違う概念となる。人類は生活をより便利にするために「貨幣」という道具を考案した。生活に必要なモノ・コトを必要な時に交換できるとても便利なものであるが、昨今はグローバルな金融資本主義に陥っており、ヘッジファンドやデリバティブ等労働対価ではなく、お金がお金を生む仕組みをつくってしまった。これは富める者が益々富んで、持たぬものはますますジリ貧になる仕組みである。最近の調査では世界の人口の半分の下位層(36億人)の総資産は世界トップ8人の資産より少ないようである。このような不自然な冷たい経済の仕組みからそろそろ脱却し、
「ギフトエコノミー」(Share of resources)に転換しようという動きが出てきた。人間が作り出したシステムなら人間の手で変えることできる。
例えば、お金を貯めたら価値が下がる(貨幣が腐る)仕組みにすればいずれ資産家はいなくなり、逆にモノゴトの流通がよくなり市場は活気づく。人は生活するのに一生に渡って困らないモノ・コトがあればそれ以上は不要である。(北欧の諸国はそれを実現しつつある。)
それ以上貯めてもスティーブ・ジョブスが言うように、死んだら持って行けないしなんの価値もない。
京都 龍安寺のつくばい「吾唯足知」

今までの他人より多くの物品を追い求める貧しいココロからそろそろ卒業してもいい時期ではないだろうか。
それより人間にしかやれないその人を生かすことが出来る社会にすれば富を蓄えるより遥かに幸せな人生となるであろう。
・・・とは言ってもすぐには行けないだろうから、「地域通貨」や「ベーシックインカム」、「コミュニティバンク」等の導入から徐々に移行して行けば良いのかも知れない。参考資料は沢山出ているので参照されたい。

経済とは人々の生活を支える為に「コトとモノ」「モノとモノ」を交換し合う仕組みのことである。経済といっても、永続可能な社会では今までの資本主義とか社会主義経済かというものとは全く違う概念となる。人類は生活をより便利にするために「貨幣」という道具を考案した。生活に必要なモノ・コトを必要な時に交換できるとても便利なものであるが、昨今はグローバルな金融資本主義に陥っており、ヘッジファンドやデリバティブ等労働対価ではなく、お金がお金を生む仕組みをつくってしまった。これは富める者が益々富んで、持たぬものはますますジリ貧になる仕組みである。最近の調査では世界の人口の半分の下位層(36億人)の総資産は世界トップ8人の資産より少ないようである。このような不自然な冷たい経済の仕組みからそろそろ脱却し、
「ギフトエコノミー」(Share of resources)に転換しようという動きが出てきた。人間が作り出したシステムなら人間の手で変えることできる。
例えば、お金を貯めたら価値が下がる(貨幣が腐る)仕組みにすればいずれ資産家はいなくなり、逆にモノゴトの流通がよくなり市場は活気づく。人は生活するのに一生に渡って困らないモノ・コトがあればそれ以上は不要である。(北欧の諸国はそれを実現しつつある。)
それ以上貯めてもスティーブ・ジョブスが言うように、死んだら持って行けないしなんの価値もない。
京都 龍安寺のつくばい「吾唯足知」

今までの他人より多くの物品を追い求める貧しいココロからそろそろ卒業してもいい時期ではないだろうか。
それより人間にしかやれないその人を生かすことが出来る社会にすれば富を蓄えるより遥かに幸せな人生となるであろう。
・・・とは言ってもすぐには行けないだろうから、「地域通貨」や「ベーシックインカム」、「コミュニティバンク」等の導入から徐々に移行して行けば良いのかも知れない。参考資料は沢山出ているので参照されたい。

Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 13:13│Comments(0)
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