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Posted by TI-DA at

2017年03月22日

パーマカルチャーの世界❻-3 ➌ コミュニティデザインのフルーツ

3-1「心」人間の最重要課題で、意識を≪愛・調和≫に進化させることにある。人の第3の本能である《人に喜ばれると嬉しい》心で充満されれば世界は幸福一色の世界になるだろう。ここに至るために知性と身体を磨くこと
  津端夫妻は自己主張や欲も執着もなくサラリと暮らして素敵

3-2「人文科学」の枝葉 理性・知性と想像力を最大限に生かしていく
●「研究機関」は宇宙自然界、社会、人間の本質を見出す研究・会議の場。
●「サイエンズ」は特に社会、人間に関して今までの既成観念にとらわれずZEROから人なら誰でもが望む社会の研究機関である。
●「学者村」は専門家が居住する村で、研究に没頭できる環境が整備される。

フルーツ・自然システムの探求 ・パーマカルチャーの基本「観察/伝統智/科学的思考」 ・生命・共同体感覚 ・人間と社会の本質の研究 ・非信非疑 ・人工知能 ・自発的自由意志 ・インテグラル理論 ・バイオパーク ・wikipedia ・google ・波動の法則 等々


3-3「身体」の枝葉  感性・品性を磨き創造力を働かせ願いを叶えて行く。
●「ヨガ・合気道」自然と一体になる動きの中で体得していく。
●「ホリスティック医療」今までの部分的対処治療ではなく身体の総合的な観点からの治療と予防を目的とした健康指導。
●「瞑想」心の安定と癒しを目的としたメディテーション


フルーツ・心身共に健康正常 ・茶道/書道 ・整体 ・セルフケアー ・生き甲斐 ・ジェンダー ・ヒーリング ・ホロトロピック ・自然分娩 ・尊厳死 ・予防医学 ・健康な肉体 ・身体を整える ・絶対的安心 ・公利公欲 ・自分発見 ・内観法 ・精神の安定 ・ファスティング ・仲良し ・悟り ・座禅 ・色即是空 ・スピリチュアル ・無所有 ・無我執 ・氣 ・一体感 ・暖い社会 等々

エピローグ:
 永続可能な社会では、いま当たり前に必要とされる職業の中でなくなってしまうものは多いのかも知れない。例えば軍隊、警察、裁判所、銀行、病院、宗教、占いカウンセリング・・・等々
 これまで20回に亘って書いてきた「パーマカルチャーの世界」これで一応完結とします。長い間読んでいただき有難うございました。
 今後は、各フルーツのことについても少しづつ書いて行く予定です。現状の世界情勢は政治的にも経済的にも行き詰っていて、世界的に混乱が起こり得る予感がしています。これに対しパーマカルチャーでは批判するエネルギーを実際の解決策に投入します。
 津端夫妻のように淡々とそしてサラリと自立しながら人生を楽しむ生き方にこそパーマカルチャーの世界が見て取れます。
 人類がこの危機を乗り切れるかどうかは各々個人々々の言動にかかっています。
 今話題の「サピエンス全史」にあるように権力者の歴史や経済を拡大したりするためではなく、私たちは「幸せ」になるために人生を営んでいます。もっと言えば幸せが当たり前で、もしそう感じないなら社会の仕組みの問題以前に、自分を調べ自分を変えていくことが急務ではないかと思っています。津端夫妻のように毎日が楽しく喜びに満ちた人生になることを祈って完結の言葉といたします。



  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 16:31Comments(0)パーマカルチャーの世界

2017年03月17日

パーマカルチャーの世界❻-3 ❷ライフスタイルデザインのフルーツ

2-1:「社会科学」人の繋がり、関係性を追求する学問である。社会は人の集まりなので人の研究とも言える。人の本質を探究しみんなが自己を発揮し幸せに仲良く暮らせる社会を模索していく。このフルーツは5章に記したので省略。

◍2-2:「仕事・遊」の枝葉
●「適材適所」社会の成り立ちの基本だ。優劣や給与の格差で決めるのではなく、一人ひとりの天職「X」を見出し、その人を最大限生かすことがその人にとっても社会にとっても意義のあることとなる。
●「協働・傍楽」働く目的は周りの人を楽しくすること。「異業種交流」共に楽しく働く。
●「特技・趣味」一人で楽しむのも良いが、「人にしてあげられること」と、逆に「人にしてもらいたいこと」とのマッチングがその人も他の人も活かされ生活を豊かにする。


フルーツ活かし合い ・TT運動 ・多様性の認承 ・上下無し ・専門分野 ・地域共同体 ・本当にやりたい仕事 ・役割 ・NPO/NGO ・ワークショップ ・仕事のシェアー ・週休5日制 ・支え合い ・SNS ・コープ経営 ・人を聴く ・直売所経営 ・ファーマーズカフェ ・楽しいだけの世界 ・共同の育児/介護 ・民泊・エコツーリズム 等々


◍2-3:「農林水産」の枝葉
●「コミュニティガーデン」は共同住宅で庭がない家庭に一緒に営む市民農園
●「自然農」大量に作らなくても心を込めて作る地産地消の地域循環型の農家。生産性よりも自然の妙味や生きる意味を追求する農業。
●「自給農」パーマカルチャーの基本で、自分が食べるものは自分で作り自立を目指す。自分の食糧を自ら生産する自給農は自立する最初の営みだ。就職しなくてもオフグリッドしても生きていける。また地域の人々と一緒にやるコミュニティ農園は農薬や化学肥料を使わない安全安心な野菜を作るだろうし健康の為にも良い。スポーツジムに行ったりウォーキングに励む必要もない。農作業自体が健康に良いトレーニングだ。
農の実力を挙げれば有機肥料も使わない自然農に向うだろう。自然の奥深さも感じられる生き方に結び付く。


フルーツ物々交換 ・アグロフォレストリー ・クラインガルテン ・おばあちゃんの知恵 ・恵み合い ・食糧の自給 ・オーガニック ・狩猟採集 ・旬彩旬消 ・PC10 のキーワード ・身土不二 ・地産地消 ・種の保全 ・菌の世界 ・少量多品種栽培 ・半農半X ・PC21のアイディア ・マクロビオテック ・自給自足 ・百一匠 ・野性的文化人 等々

➡ コミュニティデザインのフルーツに続く  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 19:30Comments(0)パーマカルチャーの世界

2017年03月09日

パーマカルチャーの世界❻-3  ➊環境デザインのフルーツ

◍1-1:「自然科学」は自然の解明で自然界の循環性と持続可能性を追求し人間社会の暮しに役立てることが目的である。今までこの科学と科学技術の分野が最も発達して来た。このフルーツは6章-1に記したので省略。


◍1-2:「土地・資源」の枝葉
●「風土・地形」モダニズムのように世界中どこに行っても同じデザインではなく、地域の特性を活かした、持ち出さず持ち込まず地産の材料を使用し地域の風土に適した独自の環境デザインが求められる。地形を生かし機能を最大限発揮させる関係性のデザイン。
●「適正規模・適正配置」コミュニティの規模には適正がある。人の人数ではおよそ100名前後くらいが良いと言われている。構成する人々で特徴あるコミュニティがつくられ一人ひとりの適正や持ち味によって役割が自ずと決められていく。
●「再生可能」自然の仕組みを観察し、エコで循環可能なエネルギーシステムを使う。


フルーツ:ランドスケープデザイン ・地域デザイン ・バイオリージョナル ・PC10のデザイン原則 ・パターン/リズム ・ビオトープ ・太陰歴/二十四節季 ・バイオテクノロジー ・ゾーニング ・自然エネルギー ・Mottainai ・自給エネルギー ・宇宙太陽光発電 ・再生可能エネルギー ・植林/自然林業 ・光合成 ・生物循環モデル ・里山文化 ・ローカリゼーション 等々


◍1-3:「建築・道具 人工物」の枝葉
●「エコロジー」地球の生態系に添ったシステムやエネルギーのありかた。
●「環境共生」自然素材、環境保全、周辺との親和性、健康で快適。
●「循環型」自然の仕組みを知りモノの環境を循環型にすることが持続可能性に結びつく。


フルーツ:適正技術 ・古民家再生 ・自転車交通 ・再利用/再生利用 ・セルフビルド ・ブリコラージュ ・カーシェアー ・ホメオスタシス ・田園都市 ・動的平衡 ・保育/介護施設 ・コウハウジング ・パッシブソーラー ・エネルギーの自給 ・エコシティ ・温故知新 ・エコビレッジ ・バイオミミクリー ・自然素材 ・ゴミ無し ・ガイア仮説 等々

➡ 『ライフスタイルデザインのフルーツ』 に続く
  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 07:37Comments(0)パーマカルチャーの世界

2017年03月07日

パーマカルチャーの世界❻-2 『パーマカルチャーの実』

 いよいよ「パーマカルチャーの世界(パーマカルチャーの実)」の最後の章で、後3回に分けて実働のアイテムを記述する。最もこれはホンの一部だが、目安にはなると思われる。
(また、各フルーツについては後程の「パーマカルチャーの実践」シリーズにて記述予定で、かなり長くなりそうで怖い(●^o^●))。

 人類は2足歩行をし始めた時、大地(自然)から離れはじめた。それでも当初の500万年位は(道具を使いながらも)他の動物と同じく狩猟採集でやってきたが、僅か1万年程前あたりから農業を手に入れ、蓄え所有することを知った瞬間に、大きく文明化に舵を切り、野生では生きて行けない生き物となった。それでも生産者としての生き方を身に付け得れば持続可能だったが、現代のように消費だけの生き方に陥ると生命力は衰え自意識だけが発達しエゴ満載の社会となり存続が危なくなる。

 パーマカルチャーは「生産者になろう」「里山をつくろう」という活動でもある。このことにより自然の営みが理解できるし、世界と繋がっていることが実感できるのである。
 津端修一(建築家)さんは近代化された不毛の高蔵寺ニュータウンに里山のモデルをつくりたかった。

 「風が吹けば枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば土が肥える。土が肥えれば果実が実る。・・人生フルーツ!」



 先日Facebookで戸谷夫妻(ウエル洋光台)の投稿は新約聖書のヨハネ伝15章4,5節からの言葉を引用されていた。
「わたしにつながっていなさい。・・・・・
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。」


わたしはクリスチャンではないが何かズッシリくる言葉である。

最後の曼陀羅絵図(最終形態)である。画像では少し読みにくいかも知れないが、近い将来、講座かワークショップでお渡しできる日もあるかもしれない。

  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 16:29Comments(0)パーマカルチャーの世界