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Posted by TI-DA at

2010年10月21日

PCCJミーティングin藤野

来週から1週間東京に行く予定だ。
その折、神奈川県の最北端にある芸術の町:藤野町の『パーマカルチャーセンター・ジャパン(PCCJ)』で、ミーティングを行うことになった。

PCCJができて15年経過しパーマカルチャー塾を出た人が700人ほどにもなり、日本各地でいろいろとパーマカルチャー普及の活動をしている人達が増えてきた、そろそろこのあたりで連携を深め、ますますの発展を遂げるには・・・という目的で話し合いが持たれることとなった。

《目的》
1、国内におけるパーマカルチャーの活動についての認知度を上げること。
2、各活動拠点の連携の基盤整備
3、塾などの参加者を集める協力体制の構築


《検討事項》
1、共同ホームページの作成
2、全体パンフレットの作成
3、データーベースの共有
4、地域通貨の利用
等々の話し合いがもたれることになっている。

現在、国連のCOP10など、世界中が「持続可能な世界」の構築に向けて会議を行っている。
そろそろ本腰をいれてやらないとこの地球が本当に危ないとの認識だろう。
各国の利害が絡んで、すんなりとは行かないようであるが、危機意識だけは共通している。

しかし、問題は 《日常の生活の在り方である》

経済成長や景気対策が政治家の使命のように思われているが、このこと自体が問題であることに気付かなければいけない。
政治に過度に期待するより、我々自身がやっていかなければことはなかなか進んでいかない。政治は後からついて来るものだ。

やはり、パーマカルチャー的生き方=地球生活のマナーを身に着けるより他にないだろう。  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 05:35Comments(0)その他

2010年10月14日

地球生活のマナー (kw10)

世界の人口は1日あたり22万人増えていて、あと数日で69億人になる。
http://arkot.com/jinkou/

地球がどのくらいの人口を養えるか、いろんな見方があってハッキリしないが、地球環境が悪化していることは確かなようだ。

このかけがえのない地球を次代に受け継ぐには、今までのライフスタイルを見直し、新しいマナーを構築する必要がある。

パーマカルチャーはその【道しるべ】となるであろう。

「世界中の人が住みよい、楽しい社会を作ろう」をメインコンセプトに
食べられる森づくり」を志向している。

パーマカルチャーは生活空間の『デザイン』

人間にとって永続的に持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系で、農ある暮らし「自給農」を軸に組み立てられている。



自分だけの利害を手放し、皆のためになる選択。
このマインドがマナーで、これが結局は自分を幸せにすることになる。


昨日今日とチリの落盤事故の救出劇を世界中のTVで放映していた。
これほど、世界中の人々の関心を集めた報道はなかった。

33人の人が、救出されるかどうかも解らない絶望の中で、スプーン数杯の食糧を分かち合い、希望を持って生き抜いてこられたのは、奇跡に近い。

地下624mの闇の中で気温35℃、湿度80%という不快な閉鎖環境で希望を持ち続けられたのは、チームリーダーのルイス・ウルスア氏の存在が大きかった。
元々彼は信頼・信望があったようだ、最初はしっかりルールを作ってそれを皆が守ったが、後半は皆が仲良くなって行ったと・・・・

この救出劇で最も感動したことは、33人全員が、
      「自分は一番最後で良い」と言ったことだ。
思いやりがなければルールだけでは暖かい社会にはならない。

我らOPeN:パーマカルチャーの目標の一つに

『思いやりの心』で見る・聴く・話す人になろう

という標語がある。

この『仲良し』をすることが地球生活のマナーの一番重要なポイントかと思われる。

  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 14:21Comments(0)key word

2010年10月05日

建築士について、・・セルフビルドのやり方

建築士について

 建築士は国が定めた資格で、建物の規模や用途、構法により、設計・監理ができるものが制限される。
 ●一級建築士
 ●二級建築士
 ●木造建築士
 ●(構造設計一級建築士)
 ●(設備設計一級建築士)
 の5つの資格があり、何でも出来る資格が一級建築士である。
 一級の受験資格は、4年制の大学の建築課程(土木もOK)を出て、2年の実務経験がある者、あるいは二級建築士取得後4年の実務経験がある者となっている。

 受験科目は学科試験が「計画」「法規」「構造」「施工」「環境」の5科目で、それに合格した者は「設計製図」の試験がありこれに合格でやっと資格が取得できる。合格率は10%前後で、5年前の姉歯事件でより厳しくなった。

セルフビルドについて

 一般の人が設計及び施工ができるもの、つまりセルフビルドで出来るものは、100平米(約30坪)以下の建物だけである。
 自分の家や倉庫、家畜小屋、納屋・堆肥置き場等が想定される。

 田舎暮らし、自給自足生活を希望する人達は、自分の家くらい自分で作りたいと思われるが、まづ浮かび上がる工法は木造であろう。しかしこのスケルトン(骨組み)を自給するとなれば相当大変である。
 わりかし簡単なやり方は、ブロックで壁を作り屋根を木造で作ることである。



また、ドーム構法は組み立てキットが売られていて、意外とやり易い工法である。



 その他、最近注目のストローベイルハウスもあるが、基本は木造で壁材としてしか使えない。それに湿潤な地域にはカビの問題があり日本ではあまり適さない地域が多い。
 同じように古タイヤを使う方法もある。断熱には優れているが開口部の取り方に少々難あり。

 やりだせばすぐ解るが意外と大変で、骨組みは専門家に任せたほうが早いしコストも節約できると思われる。その他、水道・電気工事なども専門家の手を少し借りないと無理かもしれない。

 大枠の骨組みを専門家に作ってもらって、ゆっくりセルフビルドで作ったほうが賢いやり方だ。趣味の範囲であれば好きにやったら良いのだが・・・
 少なくとも、アドバイスをしてくれる専門家(建築士や職人)を味方につけよう。コストは掛かるが、結局は得になる。
  


Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 17:14Comments(0)建築