2015年01月15日
NHK大河ドラマ~ 花燃ゆ
今まで日本人や日本史にあまり関心が届いていなかったが、昨年萩に行き吉田松陰歴史館の展示を見た時に感じるものがあった。その時アナウンスがあったNHK大河ドラマ「花燃ゆ」がいよいよはじまった。
主人公は4女の文(ふみ)でドラマとしては恋愛もあり、イケメンも揃え多くの人に見てもらいたいようである・・・
時代背景は鎖国という徳川幕府が政権を握っていた時代で、終焉を迎えようとした幕末の激動の時代に松陰は生まれた。
松陰がやろうとしたことは「尊皇攘夷」とか「国粋主義」等もあって倒幕に奔走し、今となってはどうかなという面もあるが、それでも強く我々を惹きつけるのは彼の「生き方」である。
自分の事はほとんど顧みず、国(公=社会)のことを思い貪欲に学問を吸収し、激しい情熱で実践に移す姿に圧倒されるのだ。
幕末にペリーに開国を迫られ、日本が占領され植民地化するのを危惧し、命をかけて戦った僅か30年の一生である。
21世紀の現在の情況ではパーマカルチャー(永続可能な文化)的に言えば次のようなことが想定される。
【自然環境】地球生命圏を保全するためグローバリエーションからローカリゼーションへ転換すること。
【社会環境】格差社会を生み出す経済システムをなくし、人が人間らしく生きることのできる互恵・共生社会に転換すること。
【個人意識】我欲・対立をなくし、愛と調和の精神に転換すること。
これらのコンセプトは様々な分野で随分言われてきたが、これらを実現する方法論が確立されてないので、なかなか草の根的に広がって行ってない面もある。インターネットやSNSが発達した今、こういう事を本気で思っている人達が連携し共にやって行ければと願う。
政治家、役人や学者に任せてもなかなか進まない。誰もが生活に密着した方法が必要であろう。例えば・・・
松陰先生曰く「草莽崛起(そうもうくっき)」・・・在野の人と共に、立ち上がれ!
現在でも萩市の小学校では松陰先生の教えを毎朝朗唱するという。(其々の学年と学期ごとに全部で18の文章がある)。
例えば1年の1学期は
今日よりぞ 幼心を打ち捨てて
人と成りにし 道を踏めかし
と「自立」を促し、
6年の1学期では
体は私なり 心は公なり
私を役(使うこと)して 公に殉う(したがう)者を大人と為し
公を役して 私に殉う者を小人と為す
と「公人として生きよ」と言っている。
松陰先生はそれほど萩では慕われているようである。
吉田松陰を知る上で「ぴあMOOK」はなかなか良いテキストになる。価格も¥580と手頃である。
これから1年間大河ドラマ「花燃ゆ」を見ながらさらに自分をインスパイアーしたい。
主人公は4女の文(ふみ)でドラマとしては恋愛もあり、イケメンも揃え多くの人に見てもらいたいようである・・・
時代背景は鎖国という徳川幕府が政権を握っていた時代で、終焉を迎えようとした幕末の激動の時代に松陰は生まれた。
松陰がやろうとしたことは「尊皇攘夷」とか「国粋主義」等もあって倒幕に奔走し、今となってはどうかなという面もあるが、それでも強く我々を惹きつけるのは彼の「生き方」である。
自分の事はほとんど顧みず、国(公=社会)のことを思い貪欲に学問を吸収し、激しい情熱で実践に移す姿に圧倒されるのだ。
幕末にペリーに開国を迫られ、日本が占領され植民地化するのを危惧し、命をかけて戦った僅か30年の一生である。
21世紀の現在の情況ではパーマカルチャー(永続可能な文化)的に言えば次のようなことが想定される。
【自然環境】地球生命圏を保全するためグローバリエーションからローカリゼーションへ転換すること。
【社会環境】格差社会を生み出す経済システムをなくし、人が人間らしく生きることのできる互恵・共生社会に転換すること。
【個人意識】我欲・対立をなくし、愛と調和の精神に転換すること。
これらのコンセプトは様々な分野で随分言われてきたが、これらを実現する方法論が確立されてないので、なかなか草の根的に広がって行ってない面もある。インターネットやSNSが発達した今、こういう事を本気で思っている人達が連携し共にやって行ければと願う。
政治家、役人や学者に任せてもなかなか進まない。誰もが生活に密着した方法が必要であろう。例えば・・・
松陰先生曰く「草莽崛起(そうもうくっき)」・・・在野の人と共に、立ち上がれ!
現在でも萩市の小学校では松陰先生の教えを毎朝朗唱するという。(其々の学年と学期ごとに全部で18の文章がある)。
例えば1年の1学期は
今日よりぞ 幼心を打ち捨てて
人と成りにし 道を踏めかし
と「自立」を促し、
6年の1学期では
体は私なり 心は公なり
私を役(使うこと)して 公に殉う(したがう)者を大人と為し
公を役して 私に殉う者を小人と為す
と「公人として生きよ」と言っている。
松陰先生はそれほど萩では慕われているようである。
吉田松陰を知る上で「ぴあMOOK」はなかなか良いテキストになる。価格も¥580と手頃である。
これから1年間大河ドラマ「花燃ゆ」を見ながらさらに自分をインスパイアーしたい。
Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 10:48│Comments(0)
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